少年野球チームの子供達を観察し、子供の考えや想いをテーマにした具象絵画です。野球チームでありながら野球をやっているシーンがなく、設定された場所も現実と空想の狭間を探っています。

子供が生まれたり、親類が亡くなったりと生と死を身近に感じた年でした。テーマをある程度具体化し、色彩やマチエル、線、模様といった絵画的要素をどのように絡ませるかを探った作品です。

色彩、マチエル、形態、線など様々な絵画要素を探り、実験的な作業を行った時期です。これまで抽象的要素が強かったのですが、かなり具体化していきました。