独自の色味を構成し風景を描きました。この風景は自分の住んでいる町をモチーフとしました。モチーフ自体には強いこだわりはないのですが、最も見慣れている風景がどのように意識されているかを自分自身に問いかけながら制作しました。

２月に旅をしたドイツとイタリアをモチーフとし構成的な風景を制作しました。独特な色彩とイタリアで取材してきた様々な要素、絵の具のマチエル等を組み合わせて会が空間を作りました。

鹿児島県出身の私にとって桜島は特別な風景であります。一度桜島の風景とじっくり向き合い絵画制作をしてみたいと思い続けていました。年末桜島の取材が出来たため近年取り組んでいるカラーフィールドで描いてみました。

2012年より強く意識し始めた絵画空間の模索時期です。なるべくモチーフによりすぎないように気をつけながら、独自のカラーフィールドを探っています。現実世界と抽象的な絵画空間の狭間に落としどころを見つけ、どちらにも偏らないように注意を払いながら制作しています。